腹減った

MILKHALL

2008年01月18日 02:06

 この時間になるとお腹が空きます。

この時間に食べ物の話になると涎がでます。

そして夜の別府を散策するのです。

さっき『記者Y』さんの記事を見て涎と鼻水が・・・

焼き飯、チャーハン、兎に角無性に食いたい。

子供の頃にお風呂の帰りに行ってた『青葉食堂』の焼き飯。

チャーシューの切れッ端と刻んだチクワとカマボコとネギのしみったれた焼き飯。

あれは昭和35、6年の事でした。三丁目の夕日の頃です。

私の家は商売をしてまして忙しい時は母が食事を作れない事が多々あり、

兄と私は近くの『青葉食堂』で晩御飯を戴いてました。

その頃はお金が無くても『御通い帖』というのがありそれに記入して

月末に請求するシステムでした。信じられます?八百屋や魚屋もみんなそうでした。

確かラーメン50円、素うどん30円だったと思います。焼き飯が60円でした。

私は焼き飯とチキンライスが大好きで(チキンライスを私はアカアカご飯と言ってました)

ある日私は無謀にも両方を頼んだわけです。もちろん食べ切れる訳などありません。

焼き飯は手付かずのまま残りました。何事もなかった様に家に戻ると

親父が玄関で仁王立ちでおりまして、今なら幼児虐待のごとくお仕置きされました。

親父曰く「食べ物を粗末にした挙句、作ってくれた人の気持ちを踏みにじった!

生かしておけんこのガキャー!」と、いう心境だったと思います。

それ以来私は食べ物や飲み物は全部戴くようになりました。

現在「飽食の時代」で化学調味料や冷凍食品が幅を利かせてますが

昔の『青葉食堂』のシンプルな味が忘れられません。

明日から焼き飯の旅をしようかと思います。







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