静かな夜更け
お客様もお帰りになられて流川を見つめつつPCに向かってます。
車は勿論、人影も見当たらない。 もし世界中でたった一人取り残されたらこんな感じかな?
こんな時は一人で静かに酒を飲みます。その日の気分に合わせて・・・
元スタッフが京都土産でくれた『山田錦』 うん うまい 軽く炙った白身魚が欲しい
無い物はしょうがない。 空酒で我慢しよう 目を閉じて酒蔵を想像してみる。
行った事がないけど古い木造の日本家屋がみえる。 杜氏は70歳を少し過ぎた深い皺が刻み込まれたおじいちゃん。
優しい笑顔だが他を圧倒する目力を持っている。 醗酵途中の樽を覗く時は孫を見るような優しい目になっている。
なんて想像をしていると『お酒の一滴は血の一滴』と教えてくれた先輩の顔が思い出されます。
殴られたり、蹴られたり、灰皿を投げつけられたりしたけど、何故か必死になって後ろを追いかけていた。
もし、もしも偶然会えたら胸を張って言いたい。
「先輩。先輩の教えは別府という小さな町で生きてますよ」
そして『ありがとうございました』
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